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【世田谷区 注文住宅】新築2階建ての施工事例
これから20年、30年と住み続ける為に、様々なことに配慮してつくった家です。

施工ポイント
時間とともに、活動や身体の状況も変化して行きます。将来、年を重ねても、快適に住み続けることができるよう、さまざまな仕掛けを積み重ねた家です。弊社は施工を担当させていただきました(設計:石井大五+フューチャースケープ建築設計事務所様)。
お施主様からは吹抜のおかげで解放感があって、狭い敷地なのにとても広く感じています。窓を広くとっていますが、二重サッシなので断熱性も優れているようで冬の寒さを感じない生活を送ることができました。毎日目にする柱、壁、天井などいたるところに木のやわらかさを感じられる。とのお言葉をいただいております。
物件データ
- 所在地
- 東京都世田谷区
- 竣工
- 2021年12月
- 家族構成
- ご夫婦
- 構造・工法
- 木造軸組構法(在来工法)
- 設計者
- 石井大五+フューチャースケープ建築設計事務所
写真
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時間に鋭敏になるこの住宅では、東、南、西の3方向の窓から差し込む日光が、吹き抜けを介して1日中、家の中に行き渡ります。建て込んだ街中の家ですが、朝、昼、夕方、春夏秋冬の時間の変化を、いつも感じます。
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日が差し込む建て込んだ住宅街のふつうの家では、室内に日の光が入る時間もあまりありません。この家では、吹抜と窓の位置の工夫で、室内でも日に当たる機会が増えるようにしました。窓ガラスは、省エネ等級4級に相当するLow-eガラスのグリーンを使い、日射の熱の室内への侵入を抑えています。
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想い出を飾る想い出の「物」を飾るための場所を、色々なところにつくりました。物が語る想い出や物自身の気配が、住み手の毎日を楽しくします。
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身体を動かす2階の吹き抜けの周りは一回りできるようにつくり、平行棒や段差の低い階段により、室内を歩くことが軽い運動になります。
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暮らしていることが伝わる物干し場が見えることで、この場所で人が暮らしていることが街に伝わります。
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メンテナンスを軽減するメンテナンスが頻繁に必要な材料やつくりは、将来、負担が大きくなります。建物の形を単純にし、メンテナンスの間隔の長い外壁材を使いました。物干しテラスは、屋外に設置すると、塗装や止水処理が定期的に必要になるため、室内に設置しました。
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エネルギーや災害に配慮する窓と床、外壁、屋根の断熱材は省エネ等級4級、構造は耐震等級3級を確保しました。エネルギーコストの上昇や災害に対して、長期的に住み手の負担を和らげようとしました。
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将来の変化に対応する将来、1階が生活の主体になったときベッドを置けるように寸法を決め、居間とトイレを隔てる棚も取り外し可能になっています。外部から玄関、そして1階までは、スロープで段差なくアクセスできます。
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