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新国⽴競技場〜⽊をふんだんに使い⾃然との調和を意識したデザイン〜

今年の夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックでメインスタジアムとして使⽤される新国⽴競技場が、つい先⽇完成しました。このような⼤規模のプロジェクトとしては相当短い期間だったと思いますが、そのような中でも計画から設計、そして施⼯とスピーディーに進めることができたのは、⼤変すばらしい事だと思います。

このスタジアムは、エコにこだわってエアコンがなく⾃然の⾵の流れを利⽤しスタジアム内に外気を取り⼊れるなど、パッシブなデザインが特徴です。また屋根や天井を中⼼に、⽊をふんだんに使っているのもポイントです。全都道府県の⽊を使⽤していて、スタンド上部の屋根に使⽤されている⽊材は、それぞれの産地の⽅⾓を向いているという、ユニークなデザインです。スタジアム周りの神宮外苑とも、景観が調和しています。

ここ数年、⽇本では“国産材をもっと使⽤しよう”といったトレンドから、体育館をはじめとする⼤規模建築物でも、⽊造のものが増えてきています。以前は⽊造で防⽕性能をクリアすることができませんでしたが、ここ10年くらいで進化してきて、法律が改定され認可されるようになりました。現在は外装での⽊材使⽤でも、防⽕⽊材として認可された材料は使⽤できるようになりました。構造材として使⽤されることも、以前に比べてより多くなってきました。⽊材の⽅が鉄⾻に⽐べ安価であるというのも利点のようです。

今年のオリンピックを契機として、建築のみならず⾊々な⽂化や伝統が、⽇本が持つ⾊々な魅⼒としてさらに活性化すれば⼤変嬉しく思います。

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