敷地の地盤が建物を建てるのに十分な強度がない場合は、地盤補強工事を行います。
例えば柱状改良工法。
地縄を張り、どこに穴を掘ったら良いか場所の確認をして、位置出しを行います。
そして、大きな重機を使い、巨大なドリルで地中に穴を開けていきます。
その際ドリルの先からセメント系固化材が出て、掘った穴の部分の土とセメントが混ざっていきます。
最終的に柱状にコンクリートが固まるというのが、柱状改良と呼ばれる理由です。
出来上がった地中の「柱」が、きちんと予定通り基礎が施工される場所の真下に位置しているか等を再確認して、作業は完了です。
地盤が安定していなければ建物が丈夫でも安全であり続けることができません。
それゆえ、とても大切な工事です。
新築注文住宅の玄関ポーチタイル工事の様子です。
毎日玄関を行き来する際に通る玄関と、その足元のタイル。
場所によってはサイズに合わせてタイルをカットします。
そして施工されたモルタルの上に、職人さんが1つ1つ丁寧にタイルを貼っていきます。
まさに寸分の狂いもなくピッタリ合わせて施工してゆくその仕事は、見ていて気持ちが良いものです。
出来上がってしまうとあまり注目されにくい玄関タイルですが、改めて見てみると、職人さんのきめ細やかな仕事を実感していただくことができるかもしれません。
昨年調布市にオープンしたワイヤースタントスタジオ&カフェ“K-Stunt Studio/ Kozy Stand Coffee”。
弊社は施工を担当させていただきました(設計:石黒由紀建築設計事務所様)。
こちらの建物は、築50年あまりの木造倉庫を、カフェを併設したワイヤースタントスタジオにリノベーションしたのものです。
屋根部分を支える梁など、建物の構造を全体的に鉄骨で補強し、内壁は主に合板を使用したシンプルな造りに。
スタジオ内は天井部分が大きな吹き抜けになっていて、スタントの練習ができる広いスペースで高さも十分に備わった施設です。
また採光を十分に確保し、木のぬくもりを感じることができる、明るく気持ちのよい空間です。
スタジオはスタントのトレーニング場としてはもちろん、ヨガやヒップホップ、ジャズなどのダンス教室、またママと小さなお子様たちのコミュニティアクティビティースペースとしても活用されています。
2階にはスタジオのレッスン風景がよく見えるカフェがあります。
2階カフェにつながるスチール製のらせん階段は巧みな溶接技術によって施工され、シンプルながらもすっきりとした仕上がりとなっています。
カフェもまた、木のぬくもりを感じ、落ち着く雰囲気に仕上がっています。
カウンター席からはスタジオの様子を眺めながらゆっくりと過ごすことができ、スタジオとの一体感を感じさせる空間にもなっています。
テーブル席もあり、窓側の席は全て造り付けのベンチシートなので小さなお子様連れの方も安心して利用できます。
カフェでは店主こだわりのニュージーランドスタイルのコーヒーや食事をたのしむことが出来るようです。
調布駅からは徒歩10分ほどで行くことができます。
スタジオでは様々なレッスンクラスが設けられていますので、ぜひ一度ご覧ください。
こちらの建物は、建築誌『新建築2019年3月号』に掲載されました。
この度はこのような物件の施工を担当させていただきまして、まことにありがとうございました。
K- Stunt Studio/Kozy Stand Coffee(ケイスタントスタジオ/コージースタンドコーヒー)
〒182-0034 東京都調布市下石原2丁目60−2
TEL:042-444-0744
定休日:不定休
営業時間:カフェ=10:00~18:00
3階建て住宅の上棟が無事完了しました。
都心の高層ビルも見渡せる最上階のバルコニーは快適そうです。
この度はまことにおめでとうございます。
床下の設備配管も完了しました。
土台敷きのあと、床下の断熱材がピッシリと入りました。
そして足場をよくする為、1階の床合板を敷きます。
間も無く上棟です。
ニュースレター Vol.19 発行いたしました。
【掲載内容】
●施工事例紹介『築50年余の木造倉庫をワイヤースタントスタジオ&カフェにリノベーション』
●イベント情報『完成現場のご案内』
●職人紹介 『小池工務店の家づくりを支えるヒトたち』
ご希望の方は送付させていただきますので、ご連絡の程お願い致します。