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明るい家づくり計画を立てよう!家を設計するときのポイントや注意点は?

マイホームは光がたっぷりと射し込む明るい家にしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?とはいえ、夏も一日中光が射し込む家だと、暑くて大変ですよね。明るい家といっても、どの時間帯にどの部屋がどのくらい明るいのがよいかは、人によってそれぞれです。自分のイメージする明るい家を、土地を購入するタイミングそして設計時のタイミングでしっかりと落とし込みたいもの。

家を建ててから後悔することがないように、明るい家づくり計画を念入りに立てましょう。そこで、今回は明るい家を設計するときのポイントや注意点、明るい家ならではの問題点の対処法などについてまとめました。これから家を建てる方は、ぜひ参考にしてください。

明るい家ってどんな家?

明るい家と一言でいっても、人によって求める明るさはさまざま。例えば、家の中にたっぷりと太陽光が入る家を望む方もいる一方で、さほど暗くなければ問題ないという方もいます。心地よい明るさは人によって異なるので、自分たちが望む明るさを明確にしておくとよいでしょう。

明るい家にするメリット

明るい家にすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?主なメリットを4つご紹介します。

部屋が広く見える

明るい家にすると、実際の間取りよりも部屋が広く見えます。家の床面積には限りがありますが、光を十分に取り入れることで開放的な空間にすることができるのです。明るい家にすることは、家を広く見せたい狭小住宅にもおすすめです。
気分も明るくなる
家の中が明るいと、人の気分も自然と明るくなります。私たちは、太陽光を浴びることで、精神を安定させるセロトニンという物質を分泌させることができます。太陽光を家の中に採り入れることで、家族みんながストレスなく穏やかに過ごせるようになるでしょう。

光熱費を抑えられる

日当たりがいいと、日中に照明を利用することも少なくなります。また、秋冬は自然光で室内が自然と暖かくなり、暖房もあまりつけなくてすむでしょう。明るい家づくりは、光熱費や電気代の節約にもつながるのです。
カビやダニの発生を防ぐ
日当たりが悪いと、湿気がたまりカビやダニが発生しやすくなります。特に日当たりが悪い北側の部屋、水回りなどは湿気がたまりやすいでしょう。しかし、日当たりがよいと室内に湿気が溜まりにくくなり、カビやダニの発生を防ぎやすくなります。

明るい家を設計するときのポイント

明るい家を設計するときは、太陽光を最大限に取り入れたり、空間を広く見せたりする工夫が必要です。それでは、具体的にどんなことに気を付けたらよいのでしょうか?例えば家の方角やリビングの位置などは、建築してからでは変更が困難です。設計段階で、しっかりと対策しましょう。

隣の家とできるだけ離す

隣に家や建物が経っている場合は、できるだけ離して建てることがポイントです。なぜなら、建物同士の間隔が狭いと、光が入りにくいからです。さらに、隣の家とあまりに近いと圧迫感もあるので、できるだけ離すとよいでしょう。

2階にリビング

周囲の建物が高く光を取り込みにくい立地の場合は、2階にリビングを設置するのもおすすめです。リビングは家族みんなが集まる場でもあるので、十分な明るさを確保したい方も少なくないはず。家族が過ごす時間が長いリビングや子ども部屋を2階に、夜過ごすことが多い寝室を1階にするのもいいかもしれません。

間仕切りを減らす

室内に間仕切りが多いと、窓から入った光が屋内の奥まで届きにくくなります。そこで、空間を仕切らず間仕切りを減らすことで、部屋全体を明るくすることができるでしょう。間仕切りがないと、レイアウトの自由度が高まる上、開放感もあります。

窓を工夫する

窓は、屋内に太陽光を取り込んでくれます。リビングには、大開口の窓を取り入れるとよいでしょう。たっぷりと採光できるだけでなく、リビングが開放的な空間になるため、部屋を広く見せることができます。窓の数を多くして、室内全体に光が行き届くようにするのも、明るく見せる効果的な方法です。また、北側の部屋は暗くなりがちですが、小さな窓を配置するだけでも明るくなります。

天窓や高窓も、明るい家づくりに欠かせません。奥まった場所にある部屋または陽があまり当たらない部屋を明るくしたい場合も、天窓や高窓は効果的です。特に、北向きに高窓を設置すると、光を1日中採り込み採り込みやすくなるでしょう。

また、新築時は1部屋の子ども部屋を将来的には2部屋に分ける場合、片方の部屋には窓がなかったということは避けたいもの。どちらの部屋にも窓があるように設計することが重要です。

勾配天井や吹き抜けにする

勾配天井や吹き抜けも、明るい家に欠かせません。高い位置から採光することで、室内が一層明るくなります。さらに縦に空間が広がるため、開放感も抜群!勾配天井や吹き抜けがある屋内は、カフェのようにオシャレな空間に仕上がります。

中庭をつくる

家の中すべてを明るくしたい方は、中庭をつくってみませんか?中庭をつくることで、明るく開放的な雰囲気になります。さらに、中庭のタイルを白にすると太陽光を反射して、リビングに柔らかい光が広がるでしょう。気候の良い時期に窓を開けると、家じゅうに風の通り道ができ、空気を循環させやすくなります。一年を通して風通しが良くなり、快適な家になるでしょう。

太陽光照明を取り入れる

太陽光照明とは近年注目されている太陽光採光システムのことで、屋根の上に取り付けて日中の日の光を利用して家の中を明るくします。有害な紫外線をカットすることもできるのも魅力です。太陽光照明は、気軽に取り入れられる小型タイプから、お値段も高めな大型タイプまであるので、自分のニーズに合うものを選ぶとよいでしょう。

明るい家づくり計画で工夫したいこと

明るい家づくり計画を立てるときは、照明やカーテン、床や壁、家具についてもしっかりと検討することが重要です。

照明やカーテン

明るい家にするために、照明やカーテンにもこだわりましょう。照明は、部屋の広さに最適な明るさのものを選びます。シーリングライトやペンダントライトのみでは、理想の明るさにならないこともあるかもしれません。そんなときは、ダウンライトなどの部分照明をプラスしてみてください。

また、カーテンの色味も重要な役割を果たします。ベージュや白などの明るい色味は、カーテンを閉めたときに室内を明るく見せる効果があります。反対に、寝室など落ち着いた雰囲気にしたい場合は、落ち着いた色味を選ぶのもおすすめです。

床や壁の色味

床や壁は、家の中でも多くの面積を占める部分です。す. 色味によって室内の雰囲気が大きく変わるので、慎重に選びましょう。例えばフローリングでも、濃いブラウンや薄いブラウンなどさまざまな色味があります。部屋を明るく見せることにこだわる場合、薄い色味を選ぶとよいでしょう。

家具の高さ

家具を選ぶときは、高さが低めのものを選ぶのがポイントです。家具が高いと、どうしても圧迫感を感じてしまいます。低めの家具でまとめると、すっきり明るい室内になりますよ。

明るい家の問題点への対処法

明るい家には、独自の懸念材料もあります。例えば、「太陽光を取り込むと室内が暑くならない?」「窓が多いと防犯面が心配」といった点です。それぞれ、どんな対処をしたらよいのかご紹介します。

暑さ対策はどうする?

太陽光を取り入れるということは、室内に熱がたくさん入り込むということでもあります。暑さ対策をしなければ、夏は暑さで辛くなってしまうでしょう。そこで、夏は断熱性能の高いサッシやひさしなどを活用することをおすすめします。また、すだれや植物も上手に活用して、夏の暑さも防ぎましょう。

窓が多いと防犯面で大丈夫?

窓が多いと、防犯面で不安を感じる方もいるかもしれません。確かに、戸建て住宅では約6割が窓からの侵入と言われています。防犯対策として、侵入を防ぐ面格子やシャッターを設置するほか、複層ガラスや二重窓、雨戸なども活用してください。泥棒に「窓が多くても侵入しにくい家」と思わせたら、大成功です。防犯対策も万全に行い、家族みんなが安心して暮らせる家を目指しましょう。

明るい家にするための注意点

せっかくマイホームを建てたのに「こんなはずじゃなかった」と後悔することがないよう、自分のイメージ通りの明るい家にしたいですよね。土地を探したり家を設計したりする段階で、注意しておきたいことがいくつかあります。

土地の周囲に駐車場や畑がないか

家を建てるときは、その土地だけでなく、周囲の状況も気にかける必要があります。周囲に駐車場や畑がある場合、数年後にそこに高いビルやマンションが建設される可能性もあるので、要注意です。窓が多く開放感がある家を建てても、家の周囲に高いビルやマンションが建ってしまったらがっかりですよね。見通しが悪くなるだけでなく、暗い家になる可能性もあるでしょう。

用途地域を確認する

用途地域は、都市計画法によって定められています。第一種中高層住居専用地域またはそれ以上だと、3階建て以上の建物の建築が許可されるので、日当たりが悪くなる可能性もあります。

一方、第一種低層住居専用地域ならば2階建て程度の戸建てやアパートが主体、第二種低層住居専用地域は2階建て程度の戸建てやアパートのほかに、小規模な店舗が加わります。日当たりが良い家にするならば、第一種または第二種低層住居専用地域に家を建てるのがおすすめです。

イメージを明確に伝える

自分が思い描いているイメージを設計担当者に明確に伝えましょう。「明るい家にしたい」という言葉だけでは、設計担当者に具体的なイメージが伝わりません。設計担当者に、どのくらいの明るさを求めているか具体的に伝えることをおすすめします。それによって、設計担当者も、吹き抜けを作るとか2階にリビングを設置するとか要望に合う間取りを提案しやすくなるのです。

陽射しが入る時間帯は窓の方角次第

陽射しが入る時間帯は、窓の方角によって異なります。午前中は東側の窓側から陽射しが入ってくるし、午後からは西側の窓から陽射しが入ります。つまり、東側に間口を設けていると朝に光を取り入れることができるし、西側に間口を設けたら夕方にも明るさを確保することができるのです。とはいえ、西側の間口を大きくしすぎると、夏の西日が入り込んで暑くなるので、その点も十分に配慮することをおすすめします。

日当たりのよい土地は人気

やはり南向きの家は、一日中日当たりがいいので、人気です。土地代も高くなりがちなので、土地代を抑えたい方は、あえて日当たりの悪い土地を購入して窓や間取りを工夫するのもいいかもしれません。

窓や間取りを工夫しつつ家族のライフスタイルに合わせた家づくりを

ほどよい日当たりで開放感がある「明るい家」は、毎日家族が寛ぐ空間に最適!家が広く見えるし明るい気分になるしと、メリットがいっぱいです。土地を購入する時点では用途地域や方角などを確認し、設計時点では窓や間取りなどを工夫して、自分たちが目指す「明るい家」を実現したいですね。

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