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狭小住宅とはどんな家?メリットやデメリットは?建築時の注意点も解説

かつては「狭く不便」というイメージが強かった狭小住宅ですが、最近都心部で人気が高まっていることをご存知ですか?都心でオシャレに暮らしたい人や、利便性重視の人を中心に、狭小住宅が注目されているのです。

都心でオシャレに快適に暮らしたい人にとって、狭小住宅は最適の住宅といえるでしょう。狭小住宅は、デメリットに目が行きがちですが、実はメリットもあります。限られた空間でも工夫次第で、自分の理想の家が実現します。

この記事では、狭小住宅のメリットやデメリット、快適な住宅にする方法などについて解説しています。狭小住宅に興味がある方は、ぜひご一読ください。

狭小住宅とは

狭小住宅は、15坪以下の土地に建つ住宅のことです。都心部の変形地に建てられるのが特徴で、3階建てになっていることが多いです。土地は狭いですが、3階建てにすることで、一般的な住宅と同等の床面積になります。

狭小住宅のメリット

狭小住宅には、一般住宅にはない、さまざまなメリットがあります。ここでは、5つのメリットをご紹介します。それでは、1つずつ詳しく見てみましょう。

都市部に住める 

1つめは、都心部に住めることです。都心は交通の便が良いため、通勤や買い物もしやすいし、高齢になったとき病院に行きやすいのも魅力です。

都心は地価が高いため、家を購入したいけどとても手が届かないという人もいるかもしれません。その点、狭小住宅ならば、土地の狭さや変形地が理由で、価格が安めになっていることがあるのです。

デザイン性に優れている

2つめは、デザイン性に優れていることです。狭小住宅は土地が狭い分、間取りやデザインを工夫する必要があります。

限られた空間を有効活用できるようにと、吹き抜けやスキップフロアを作ったり、中庭を設置したりすることで、デザイン性に優れた住宅に仕上がるでしょう。

「ほかとはひと味違う家にしたい」という方は、狭小住宅で自分らしい家づくりを実現してみてはいかがでしょうか?

家の掃除が楽 

3つめは、家の掃除が楽なことです。建坪が大きい家だと部屋が広いので、その分掃除も大変になるでしょう。一通り掃除をするとなると、かなりの時間と労力をかけることになります。

その点、狭小住宅ならばコンパクトなので、掃除が短時間で済みます。動線が短いため、ムダな動きがなくなるのも嬉しいですね。さらに、狭小住宅には庭もないので、庭の掃除をする必要もありません。

土地代を抑えられる 

4つめは、土地代を抑えられることです。都心は、一般的に土地代が高いですが、狭小住宅は狭くて小さな上、形がユニークなので、土地代が低めになっています。都心で土地を購入したい人は、狭小住宅を検討してみるとよいでしょう。

ランニングコストを抑えやすい 

5つめは、ランニングコストを抑えやすいことです。ランニングコストとは、定期的に支払う必要があるもので、具体的には光熱費や駐車場代、保険や税金などがあります。

狭小住宅は、居住空間が狭い分冷暖房の効率が良いため、光熱費の節約もしやすいです。部屋数が少ない分、エアコンの購入台数を最小限に抑えることも可能でしょう。

住宅を建てると固定資産税や都市計画税がかかりますが、狭小住宅の場合、面積に応じて決定される固定資産税を抑えられることが多いです。

狭小住宅で採用されやすいスキップフロアは、床面積に含められないことをご存知でしたか?スキップフロアなどを有効活用することで、固定資産税を抑えることができるのです。

また、住宅の購入を機に車を手放せば、自動車税の支払いがなくなります。さらに、住宅がコンパクトなことを活かして、将来的に修繕費が抑えられる設計にすることも可能です。

狭小住宅のデメリット

狭小住宅のメリットをご紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。メリットとデメリットの両方を理解した上で、狭小住宅が自分たちのニーズにマッチしているか考えてみましょう。

狭い

1つめは、家が狭いことです。これは、文字の通りですが、一般的な住宅と比較すると、やはり圧倒的に狭いです。家具やモノを置いたら、さらに狭くなってしまうでしょう。「とにかく広さにこだわりたい」という人には、不向きかもしれません。

建設コストが高くなりやすい 

2つめは、建築コストが高くなりやすいことです。狭小住宅では、床面積を増やすために、地下室や中庭、吹き抜けやスキップフロアを作るなど、さまざまな工夫が必要になります。凝った設計プランにすることで、自ずと建築コストは高くなるでしょう。

特に、地下室を作るとなると、土を運び出す大型車やコンクリート車などの重機が必要です。しかし、狭小住宅は狭い道路に面していることが多く、重機が入れないこともしばしば。

そうなると、近隣に車両を止めて、人の手で資材を運ぶことになります。多くの人手が必要になると工期も長引くため、建築コストが高くなりやすいです。

隣の家との距離が近い

3つめは、隣の家との距離が近いことです。都心部の密集地に家を建てるため、隣の家との距離はどうしても近くなってしまいます。

隣の家との窓も近く、姿は見えなくても相手の気配を感じやすくなるでしょう。生活音も耳に入るため、気になってしまうかもしれません。

間取りや収納に工夫が必要 

4つめは、間取りや収納に工夫が必要なことです。一般的な住宅と比べると、どうしても収納が少ないのは否めません。できるだけ、モノを最小限にすることが重要です。また、部屋が広く見えるように、間取りを工夫する必要があります。

階段の利用が多い

5つめは、階段の利用が多くなることです。狭小住宅は3階建てで、2階にリビングを設置することが多いため、階段での移動が増えるでしょう。

特に、洗濯機置き場が1階、洗濯物を干すベランダが3階だと、毎日大変です。高齢になるとさらに大変になり、階段移動が足腰にこたえ上り下りが億劫になる可能性もあります。

売却しにくい 

6つめは、売却しにくいことです。将来売却したくなったとき、買い手が見つかりにくい可能性があります。狭小住宅は、住宅ローンが組みづらいケースがあるためです。

住宅ローンが組めない場合、現金一括もしくは高金利のローンを利用することになるので、敬遠する人も多いでしょう。ただし、売却の予定がまったくなければ、このデメリットを気にする必要はありません。

快適な狭小住宅にするには 

上記でお伝えしたように、狭小住宅には、さまざまなデメリットもあります。しかし、狭小住宅には、快適に暮らすための工夫をしていることがほとんどです。

例えば、吹き抜けにするなど間取りを工夫することで、家が広々と感じるようになるでしょう。それでは、狭小住宅で快適に暮らせるコツをご紹介します。

明るさや風通しを考慮する  

狭小住宅は、日当たりがあまりよくないことも多いですが、天井をアクリル板やガラス版にすると、十分な採光が可能になります。また、リビングや階段に吹き抜けを作るのも、おすすめです。

可能であれば、中庭を作るのはいかがでしょうか?中庭は、家の中が明るくなり風通しが良くなるだけでなく、第二のリビングとしても重宝しますよ。子どもの遊び場としても、最適ですね。

また、窓の位置も、工夫したいところです。高窓や天窓を適宜配置して、日当たりを確保するとよいでしょう。

空間を仕切らない 

狭小住宅では、空間を仕切らないことがポイントです。できるだけ区切らないようにして、広々した空間を作ることを意識してみてください。

スキップフロアは、デッドスペースを居住空間として、最大限活用できる方法です。壁や扉がないのが特徴で、独立性と開放感を兼ね備えた空間として、利用しやすいでしょう。リモートワークのスペース、または家族の本棚や子どもの勉強机を置くスペースとしても最適です。

リビングやキッチンでは、空間を有効活用できる壁付けキッチンやリビング階段を設置する方法をおすすめします。リビングやキッチン、階段が1つの空間にまとまっていると、その分居住スペースが広くなるでしょう。

一方、子ども部屋では、子どもが成長するにつれ、プライベートな空間を確保することも必要になるでしょう。将来は、個室にリフォームすることを前提に、それまでは家具で仕切っておくのも1つの方法です。

また、可動式の間仕切りも、狭小住宅で重宝するアイテムです。壁代わりに使うこともできるし、間仕切りを開けて広々と使うこともできますよ。

空間の有効活用 

狭小住宅では、空間を有効活用するために、天井を高くして圧迫感を感じないようにしたり、ロフトや中2階を作るのはいかがでしょうか?

また、地下室や半地下室を作って、映画や音楽の鑑賞部屋またはアウトドアや備蓄食料などを収納する納戸として活用するのもよいでしょう。

空間を有効活用するには、1つのフロアー内で高低差を設けることもポイントです。段差をつけたり動線の先に窓を設置したりして、視線の広がりを意識してみると、部屋の狭さがさほど気になりません。

十分な収納を確保する

狭小住宅の課題の1つが、収納の確保です。ロフトや吊戸棚、屋根裏、階段下などを有効活用して、収納スペースを確保しましょう。

また、造作棚を設置すれば、建物のデッドスペースを減らすことができます。廊下も、収納スペースとして活用したいものです。

もちろん、家が完成する前に、モノを減らしておくことも重要です。引越しを機に、断捨離を行い、本当に必要なものだけを新居に持ちこむようにしましょう。

生活動線を意識する 

快適に暮らすには、生活動線を意識することも欠かせません。特に、ポイントになるのが水回りです。

お風呂や洗面所などの水回りは、1箇所にまとめることをおすすめします。朝時間帯は、洗面所やトイレなどが混みやすいので、広めのスペースを確保できると、さらによいでしょう。家族の生活動線に合わせた間取りにすることが、快適に暮らせるコツです。

生活動線と同じく意識したいのが、家事動線です。玄関からキッチンまでの動線がスムーズだと、スーパーから帰ったらすぐに冷蔵庫に片づけられます。

また、洗濯機から物干し場までの動線がスムーズだと、朝の家事がスムーズになります。家事を効率的に行える動線だと、日々の生活がより快適になるでしょう。

便利な家電や家具を活用する

狭小住宅では、便利な家電や家具を活用することも重要です。例えば、乾燥機を採り入れたら、洗濯物を干すために毎日階段の上り下りをする必要がなくなります。

子ども部屋には、その場合はロフトベッドやシステムベッドを採り入れてみてはいかがでしょうか?ベッド下に勉強机やタンスが収納すると、ベッド下の空間を有効活用できます。

耐震性を高める 

一般的に、3階建ては、2階建ての住宅よりも地震や津波に強いといわれています。しかし、狭小住宅のように間口が狭い奥行きがある間取り、いわゆる細長い構造は、横揺れに弱い可能性があることも否めません。耐震性をしっかりと確認しておきましょう。

耐震性の目安となるのは、耐震等級です。耐震等級1ならば、震度5程度なら大きな修復が必要ありません。震度6強から7程度の場合、ダメージを受ける可能性はありますが、命に関わる倒壊はないと考えてよいでしょう。

耐震等級2の場合、震度6弱までならダメージを受けません。さらに、耐震等級3になると、震度6強まで耐えることが可能です。

今後の地震に備えて、できるだけ耐震等級が高い家にすると安心でしょう。また、鉄筋や鉄骨を使った家は、木造より耐震強度が高いのでおすすめです。

断熱性を確認する

耐震性と同時に確認しておきたいのが、断熱性です。狭小住宅は吹き抜けにしたり部屋を仕切ったりしないことが多いので、その分、空調の効率が悪くなることがあります。さらに、空調がなかなか効かないと、光熱費も高くなりやすいです。

狭小住宅を建築する際は、断熱に取り組んでいる会社に依頼するとよいでしょう。

防音対策を万全に 

狭小住宅は、隣家との距離が近いことが多いため、万全な防音対策が必須です。防音性の高い壁や窓にすると、音を気にすることも少なくなるでしょう。また、楽器を演奏する場合は、防音室や地下室を設置したりするのがおすすめです。

狭小住宅を建てるときの確認ポイント 

狭小住宅を建てるときは、いくつか気を付けたいポイントがあります。間取りなどを決める前に、以下でご紹介するポイントを確認しておきましょう。

隣の家との距離は問題ないか

狭小住宅を建てるときは、隣の家との距離を踏まえて設計することが重要です。お互いに生活音が気にならないように、窓の位置も工夫しましょう。

長く住むと、住まいのメンテナンスが必要になりますが、狭小住宅の場合、隣の家との距離が近すぎて、足場を組めないことがあります。1階部分の外壁や窓のメンテナンスは何とかできても、2階・3階部分は諦めざるを得ないこともあるかもしれません。

外壁をメンテナンスできない場合に備えて、汚れが目立たない色の外壁にするほか、メンテナンスフリーの外壁材を使用するなどの工夫をおすすめします。

車を所有するかどうか

狭小住宅の購入は、車を所有し続けるのかを検討するタイミングです。車を所有するとなると、ガソリン代や駐車場代、車両税もかかってしまいます。

さらに、狭小住宅は、狭い路地などに建っていることが多いため、車での出入りがしにくい可能性もあるでしょう。駐車スペースが狭いため、何度も切り返さないと駐車できなくなるケースも考えられます。

車を手放して必要なときだけカーシェアなどを利用すれば、維持費もかからないし、駐車場のスペースも必要ありません。都心部ならば、公共交通機関が整っているし、自動車を持たなくても十分に生活できます。この際、車を手放すことを考えてみては、いかがでしょうか?

屋外設備の置き場所を確保できるか

屋外設備とは、給湯器や室外機のことです。隣家との距離が近すぎると、これらが設置できなかったり、メンテナンスに手間がかかったりする可能性があります。家が完成してからでは、置き場所を確保するのは難しいので、建築時に確認しておくことをおすすめします。

建築や法の規制を把握したか 

家を建てる際は、さまざまな法規制があります。例えば、建ぺい率をご存知ですか?建ぺい率は、敷地に対する最大建築面積を定めたものです。都市計画によって、最大80%と決められています。

このほかにも、敷地に対する建物の最大延床面積を定めた「容積率」、3階以上の木造住宅を建てられない「防火地域」、建物の高さを制限する「斜線制限」などがあります。なお、地域ごとの用途地域や法規制は、自治体のHPで確認してみてくださいね。

家を建てるときは、まずは用途地域や法規制で、どのようなことが定められているのか把握しておきましょう。

メリットやデメリットをふまえた上で狭小住宅の特徴を活かした間取りにしよう  

 

狭小住宅は、狭かったり間取りに工夫が必要だったりする一方で、都市部に住めたりランニングコストがおさえられたりと、メリットもあります。

快適に暮らすためには、収納や間取りの工夫、日当たりの確保なども十分に考慮することも必要です。

生活動線や家事動線も意識したり、便利な家電や家具を採り入れたりすれば、家の狭さが気になりません。都心部ならではの「快適で便利な暮らし」を実現したい人は、ぜひ狭小住宅を検討してみてください。

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