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【家の購入時あるある】夫婦で意見が合わないときはどうする?おすすめの解決策をご紹介

マイホームの購入は「選択」の連続です。

さまざまな場面において、夫婦の意見がぶつかることも多いでしょう。

「家」をいう大きな買い物をするのですから、夫婦それぞれのこだわりがあって当然ですし、大なり小なり意見が分かれることも必然です。

しかし意見が合わずに揉めてしまった結果、ケンカがこじれて離婚問題に発展してしまうケースもあります。

せっかくの夢のマイホーム。夫婦仲がこじれてしまわないよう、事前に対策を立てておきましょう。

意見が合わない場合の多くは「土地」「予算」「間取り(デザイン)」で揉めている

家の購入で夫婦の意見が分かれるのが、主に次に挙げる項目です。

  • 「土地探し」に関すること
  • 予算や住宅ローンなど「お金」に関すること
  • 間取り、設備、内装・デザインなど「家の設計」に関わること
  • 駐車場や庭など「外構(エクステリア)」に関すること
  • 家を購入する「タイミング」
  • 「一戸建て」VS「マンション」
  • 「中古物件」VS「新築物件」
  • 「建売住宅」VS「注文住宅」

中でも、「土地探し」や「お金」「間取り」について意見がぶつかるケースが多く見受けられます。

この記事では、それぞれの意見が対立しやすい項目について、解決に導くための考え方について解説していきます。

夫婦の意見が合わないときの解決策

家の購入で、夫婦の意見が合わない場面は多々発生します。

「相手はなぜその意見を出したのか?」
「どうして反対するのか?」
を理解して寄り添い、お互いに歩み寄る姿勢が大切です。

家づくりについてとことん調べる

家づくりに対する「先入観」による知識だけで意見がぶつかっている場合もあります。

まずは家づくりについてとことん調べましょう。

マイホームの購入は、人生で最も大きな買い物のひとつです。
大きな金額が動くからこそ、その分時間をかけて勉強するだけの価値はあります。

それぞれの選択肢について「メリット・デメリット」があることを理解する

家づくりや家の購入について勉強するうちに、先入観が払拭されて自分の意見が変わる場合もあるでしょう。

パートナーの意見に同意できるようになるかもしれませんし、逆に新たな意見の相違が発生するかもしれません。

それぞれの選択肢には必ず「メリット」と「デメリット」があることを理解した上で、お互いの意見をすり合わせ、とことん話し合うことが家族にとってより良い家をつくるために大切なプロセスとなります。

パートナーにプレゼンテーションする

相手の意見を頭ごなしに否定しない

パートナーと意見がぶつかってしまった場合、相手の意見を感情的に否定してはいけません。

話し合いは平行線のままか、どちらかが折れたとしても後々まで遺恨を残すことになりかねず、夫婦関係がギクシャクしてしまう恐れがあります。

双方歩み寄る姿勢が大事ですし
「相手の意見に反対するのは何故か」
「自分の考えを推すのは何故か」
というしっかりした理由を添えて説明する必要があります。

代替え案も用意しておく

選択肢は1つだけでなく、2~3パターン用意しましょう。

複数の選択肢があることで比較することができ、1案だけのときよりも提案が通りやすくなる可能性があります。

予算や住宅ローンなどの「お金問題」で意見が合わない場合

「お金問題」というのは、家を購入するにあたり解決すべき関門の最初の“入口”ともいえます。

なぜなら、家の購入にまつわるすべての選択はこの「お金」に左右されるためです。

土地の場所や広さ、住宅の規模、建売なのか注文住宅なのか、はたまたマンションにするのか一戸建て住宅にするのか・・・これらの選択は、まず予算ありきで成り立つものです。

住宅ローンシミュレーションをしてみる

各金融機関のホームページ上で、簡単に住宅ローンの試算ができます。

ネット上でのシミュレーションは簡易的なものになるため、しっかりした計画は実際に窓口などで相談することをおすすめしますが、現状を把握することで予算が立てやすくなります。

住宅ローンの返済計画から逆算すれば「家を購入するベストなタイミング」が見えてくる

住宅ローンの返済シミュレーションをすることで、定年までの月々の返済額が分かり、何歳までに家を購入した方が良いのかという「ベストなタイミング」が見えてきます。

お金問題で意見が合わない場合には、とにかく「現状把握」が大切です。

≪関連記事≫
・マイホームは何歳までに購入すれば良い?無理なく返済できる住宅ローンの組み方とは?
住宅ローンは何歳までに完済するのが理想?返済期間を短くする方法もご紹介

どこの土地にするかなど「立地条件」で意見が合わない場合

土地探しで意見が分かれたときには、優先順位を決める

土地探しは、条件にこだわりすぎるとキリがありません。

あれもこれも、と希望する条件を盛り込んでしまうとなかなか土地が見つからずに家の購入自体が頓挫してしまうことになりかねません。

  • 利便性
  • 快適性
  • 安全性
  • 景観

など、優先順位を決めて、順位が上位の条件に当てはまる土地を中心に探してみましょう。

ハウスメーカーや工務店にも相談してみる

不動産会社以外にも、ハウスメーカーや工務店にも相談してみましょう。

情報誌やネット上には公開されていない土地の情報を持っている場合も多くあります。

決まった建設会社で家を建てなければいけないという「建築条件付き」という土地の場合もありますが、掘り出し物件が見つかる可能性があります。

100%理想が叶う土地は存在しない

土地探しの心得として「希望する条件をすべて満たす土地は存在しない」ということを念頭におくことが大切です。

そのためにも「“絶対譲れない条件”の土地が見つかったら、そこに決める」という決断力も必要となります。

≪関連記事≫
後悔しない土地探し。確認すべき7つのポイントを解説! – 三鷹市でこだわりの注文住宅なら小池工務店|調布市・世田谷区

間取り、設備、内装・デザインなど「家の設計」に関わることで意見が合わない場合

これからの生活において、何を大切に暮らしていきたいかを明確にする

「これから新しい家でどんなことを大切に暮らしていきたいのか」を明確にすることは、家づくり全般においてコンセプトとなる重要なものです。

  • 家族団らんを大切にしたい
  • 趣味に没頭できる家にしたい
  • ペットと快適に暮らせる家にしたい
  • 旅行やアウトドアが好きで家にいる時間は少ないので、必要最低限のコンパクトな家が良い

など、家族が大切にしたい軸をつくりましょう。

この軸(=コンセプト)があれば、家づくりで迷ったときの「道しるべ」になってくれます。

想定される家の中での「滞在時間」を考える

家族が滞在する時間の長い場所を優先させると、満足度の高い家づくりに近付けられます。

例えば

  • いづれ巣立っていく子ども部屋は、4.5畳程度大きさにする
  • 寝室は寝るときしか使用しないので、8畳もいらない(5畳程度でOK)
  • 家の中にお通しするような来客はほとんどないので、客間は省く
    ⇒その分家族が集まるリビングを広くして居心地の良さを追求する

など、メリハリをつけてみましょう。

また、家にいる時間が長い人に合わせて、その人が使いやすいようにしてあげるのも一つの選択肢です。

デザインの好みが分かれる場合、お互いの好きなテイストを「イメージコラージュ」にまとめてみる

お好みのインテリアのデザインやスタイルなど、「イメージコラージュ」にまとめてみましょう。

コラージュ(collage)の語源はフランス語で「のり付け」を意味し、写真や印刷物の切り抜きなどをノートや画用紙等の台紙に貼り付けるもので、プロの設計士やデザイナーも使っている創作技法です。

気に入ったインテリアや家のデザインを集めてコラージュすることで、自分たちの理想の家のイメージを可視化できます。

今はスマホのアプリでも簡単に作成できます。

お互いの好みが可視化することで具体的にイメージしやすくなり、意見のすり合わせに役立ちます。

住宅設備は、故障した場合のメンテナンスについても検討する

省エネが求められる昨今、人気が高まっている「全館空調」をはじめ、埋め込み式のマルチエアコンなど、故障した場合メンテナンスに時間がかかる設備があります。

とりわけ空調設備は、それ自体が故障してしまうと家の中での生活が成り立たなくなる恐れもあります。

住宅設備については、メンテナンスが容易にできるかどうか、仮に故障した場合でも代替品として使えるものがあるかどうかを確認した上で検討しましょう。

駐車場や庭など「外構(エクステリア)」に関することで意見が合わない場合

駐車場の有無やその広さで意見が合わないとき

  • 駐車場が必要かどうか
  • 駐車場のスペースには車何台分の広さを取ればよいか

これらは土地探しの段階から検討しておく必要があります。

50代以降のご夫婦で意外と多いご要望が「子どもが免許を取ったが車を置くスペースがないので、外構をリフォームして駐車スペースを増やしたい」というものです。

しかし、そもそも外構の面積が狭い土地だと、駐車スペースを確保することは物理的に難しくなります。

生活する上で車が必須である地域であれば、将来子どもが車を持ったときのことまで想定して計画することをおすすめします。

どうしても土地が狭い場合には、近くに月極の駐車場があるかどうかもチェックしましょう。

庭の草木は「誰がメンテナンスをするのか」を明確にしておく

「憧れのマイホームは“庭付き一戸建て”」というフレーズは昔からよく聞くものですが、実際に庭をつくる場合はそのメンテナンスについてもよく検討しておく必要があります。

「ガーデニングが趣味」という方であれば土いじりができる庭を広くすれば良いですが、逆に「庭の手入れが面倒」というタイプであれば、草木を増やしてしまうと維持・管理が負担となってしまいます。

雑草が生えないように、防草シートを敷いたり土を転圧したりといった最低限の処理を施すことはもちろん、樹木の剪定などは専門業者に任せるなど「誰がメンテナンスするのか」を明確にした上で外構計画をするようにしましょう。

「一戸建てかマンションか」で意見が合わない場合

一戸建てとマンション、それぞれメリット・デメリットがある

将来住み継ぐ人がいるかどうか

相続した土地である場合や、今後も子や孫がその土地(家)を引き継いでいく可能性がある場合は、一戸建てを建てる方が現実的です。

売却の予定があるかどうか

「老後は実家を引き継ぐ予定である」など住み替えを予定しているのであれば、利便性のよい場所にマンションを購入すれば、将来売却しやすいでしょう。

一戸建てとマンション、それぞれにかかる費用が違う

一戸建て住宅の場合は、月々の固定資産税や将来のメンテナンス費用がかかります。
対してマンションを購入した場合は、管理費用や修繕積立金が発生します。

家を購入した後にかかる費用について把握した上で、それぞれメリット・デメリットを比較検討してみましょう。

「中古物件か新築物件か」で意見が合わない場合

中古物件は、リフォームにかかるコストも見越して検討すべき

予算やスケジュールの兼ね合いで、中古物件と新築物件とで意見が割れることもあると思いますが、中古物件を購入する際に注意したいのが「築年数」や「家の状態」です。

新築物件の方が初期費用は高いので一見すると中古物件の方がお得に感じますが、耐震補強や、設備の老朽化によるメンテナンスが必要となる場合があるため、総額すると新築よりも高くなる可能性もあります。

のちのちのリフォーム費用まで計算した上で購入を検討しましょう。

≪関連記事≫
・リフォームと建て替え、選ぶならどっち?判断基準について徹底比較!

「建売住宅か注文住宅か」で意見が合わない場合

建売住宅が合うタイプと、注文住宅が合うタイプに分かれる

できるだけコストを抑え、入居までの期間を最短で済ませたい場合は建売住宅。
予算やスケジュールに余裕があり、家づくりにこだわりがあるタイプが注文住宅がおすすめです。

≪関連記事≫
あなたはどっちのタイプ?知っておきたい注文住宅と建売住宅の違いについて – 三鷹市でこだわりの注文住宅なら小池工務店|調布市・世田谷区

ファイナンシャルプランナーや設計士など、第三者によるアドバイスも参考にしよう

プロの目線で、自分たちに合った家の購入計画を立てられる

夫婦だけの話し合いでは埒が明かない場合は、第三者からアドバイスを貰うことで解決の糸口が見つかることもあります。

住宅ローンについて分からないことがある場合や、将来のライフプランニングを立てたい場合は、ファイナンシャルプランナーなどに相談すればプロの目線で冷静な判断をしてもらえます。

家の間取りや設備なども、設計士やインテリアコーディネーターに相談することで、数々の家を見てきたプロの視点で最良の提案をしてもらえるでしょう。

まとめ:お互いが納得するまでとことん話し合おう

家づくりとは、これからの家族の在り方を模索すること。

その過程において意見がぶつかることも多くあるでしょうが、それは夫婦の絆を深めるチャンスでもあります。

お互いにとことん話し合い、一つ一つ問題を解決していくことはとても大変ですが、その分家ができあがった後の達成感や喜びはひとしおです。

きっとこれまで以上に、お互いを深く理解し、仲良く暮らしていけることでしょう。

ぜひご夫婦でたくさん話し合いながら、家づくりを楽しんでくださいね。

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